第1回 店が成功する前提条件
第2回 立地評価 T
第3回 立地評価 U
第4回  売上高予測
第5回 立地選定のプロセス
第6回 既存店再構築 T  (企業収益最大化への道)
第7回 既存店再構築 U(企業収益最大化への道)
第8回 流通業界「勝ち組」の条件
第9回 立地の回帰
第10回 競争力強化
第11回 競争力強化 U

第1回 店が成功する前提条件

店は「立地」「規模」「業態」で決まります。このバランスの悪い店は繁栄店にはなれません。

「立地」を選定する場合に、低頻度で広域から顧客吸収したいのか、中頻度で中域から顧客吸収したいのか、または、高頻度で小商圏から顧客吸収したいのかなどです。
例えば、ホームセンター、大型ディスカウントストアなどは「低頻度」「広域商圏」であり、スーパーマーケットは、「高頻度」「小商圏」となります。スーパーマーケットでも、NSCを構成すれば「高頻度」「中商圏」となります。

ダイエーが経営破錠した最も大きな要因は、ハイパーマーケットの店舗展開です。
釧路店を第1号店として20数店出店しましたが、ほとんどの店で赤字になりました。
「立地」と「規模」は大きなブレはなかったのですが、「業態」が日常的に主婦が買物する店舗としては「不便」だったと言わざるを得ません。
このようなミスは何処からくるのでしょうか?一言で表せば、「消費者の心理、購買行動を認識していなかった」ということです。また、効率優先の考え方の場合にもミスマッチが生じます。

次回は、立地評価について考えてみたいと思います。